吉田珠姫 著 講談社X文庫 2016/11月読了 ★★
強くてかわいい男装の少女と契約獣の冒険ロマンス、という私の好きなストーリーなんだけれど、読み進めれば進むほどいらいらするということになってしまった。話の展開が単純でご都合主義、というのもあるけれど、それだけならいちいち気にしない。それよりも主人公たちが、とにかくどうでも良さそうなことで無駄に悩んだり隠し事をしたりというのが、非常に癇に障るというかなんというか。この先の話は気になるので、続きも読もうとは思うけれど。3冊目で完結だそうなので、あと1冊分、いらいらに我慢できるくらい心に余裕があるときに読もう。