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読書メモ

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薬屋のひとりごと7

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薬屋のひとりごと7

日向夏 著 ヒーロー文庫(主婦の友社) 2018.2月読了 ★★★★

大好きなシリーズの第7巻。ウェブ小説が次々と書籍化されるようになったのは、この作品がヒットも理由の一つである、とどこかで読んだような気がする。

唐の時代の中国っぽい世界が舞台。薬師の少女猫猫が後宮の事件を次々と解決していく、といった感じで1巻が始まる。その後、宦官(実は王弟、かと思ったら本当は皇帝の長男)の申氏にこき使われ、猫猫は後宮と市井(妓楼の薬屋)と宮廷を行ったり来たり。国内の反乱があったり、周辺国との関係がきな臭くなったりする中、なるべく関わり合いになりたくないと言いながら、常にいつしか事件の渦中へ。本当、今後の展開が楽しみなんだけれど、どうもこの7巻は今一つ緊張感に欠けるというか、中だるみっぽいんだよな。そして、これは最初からだけど、主人公が下す薬師としての判断は、現代でしか考えられないようなものが多く、ちょっと萎える。まあ、ラノベだからその辺は気にしないようにするけど。あとこの巻では主人公二人のからみが少なかったので、★ひとつ減らした。


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